体内時計のメカニズムをダイエットに生かそう
体内時計のメカニズムをダイエットに生かそう
2017-11-04 08:00:00 お気に入り 睡眠

体内時計のメカニズムをダイエットに生かそう

睡眠とストレス、食事、色彩、呼吸法、寝具など睡眠を多角的にとらえる美穂先生の睡眠コラム。体内時計をダイエットに活用する方法について解説します。

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    ひらめきのタイミング

    体の中では体内時計が様々なリズムを刻んでいます。90分リズムのはじめの頃には、左脳が活発に動きます。

    そして90分リズムの終わり頃に、右脳の働きが活発になります。

    発明家は、午前中に集中して思考して、アイディアの基礎をつくります。

    9割方作っておいて、最後は右脳のひらめきで完成させることが多いのだそうです。

    眠る直前と、目覚める直前のまどろみも、いいアイディアが生まれるタイミングです。

    発明王エジソンの睡眠時間は4~5時間だったそうですが、これでは睡眠不足だったようで、よく居眠りをしていたそうです。

    この居眠り(まどろみ)の回数が多かったことが、多くの発明につながったのだと推測されています。

    ダイエットにもリズムを活用

    ダイエットに適したタイミングもあります。1年周期のリズムでいうと、秋から冬はダイエットに失敗しやすい季節です。

    厳しい寒さに向かってエネルギーを蓄えようと、食欲が増すからです。

    また、体内に取り入れた栄養素が、脂肪として蓄積されやすくもあります。ダイエットを始めるのに適しているのは、春から夏の間です。

    女性なら1ヶ月のリズムも利用できます。月経前は、甘いものに対する欲求が高くなるときなので太りやすく、月経後から排卵期の間は痩せやすい時期です。

    月の満ち欠けと同じように、月が満ちてくる月経に向かって体も満ち(太り)やすく、月が欠けていく排卵に向かって体は締まり(痩せ)やすくなるのです。

    ダイエットは月経直後から始めると、成功率が高くなるでしょう。

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