快適な睡眠をとるために!香りや色が睡眠に与える影響
睡眠は健康で快適な生活を送るために不可欠ですが、ストレスや不規則な生活・光・音など、いろいろなことに影響を受けやすいのです。これから紹介するのは「よく眠れる香りや色」について。
ホッと感じる香りをほのかに漂わせて
アロマテラピーを体験したことがある人ならわかるように、香りも眠りに影響します。
嗅覚は、五感の中で唯一、古い(原始的)脳といわれる大脳辺縁系へ直接伝わる感覚で、記憶や感情・自律神経系や内分泌系に影響するといわれています。
そのため、寝室の香りには配慮が必要です。
一般的に、ラベンダー・ティートゥリー・オレンジといった香りは気分を鎮静させ、ペパーミントやグレープフルーツ・ジャスミンなどは覚醒を促すといわれているので、夜は前者の香りを利用しましょう。
ただし、ほのかに香らせるのがポイントです。強すぎると不快に感じたり、本来は鎮静の香りでも交感神経を刺激して目が覚めてしまうこともあります。
香りは睡眠薬のように絶対的なものではなく、その人の経験や好みに左右されることもあるので、自分がホッとする香りを利用することが大切です。
淡いブルーやアイボリーがオススメ
色にも心理的作用があると言われ、例えば、赤は気分を高める、青は気分を落ち着かせる、ピンクやアイボリーはリラックスさせるといった効果があります。
そのため、寝室には青や茶・アイボリーなどが向いているといえますが、色には温度差もあるため、冬に青を使うと寒い印象になってしまうことがあります。夏は淡い青やアイボリー、冬はピンクや茶系というように、季節によって色を変えてみると良いでしょう。
また、グリーン系には気分を癒し、ストレスを解消させる効果があると言われているので、寝室やリビングに観葉植物を置くのもおすすめです。