サプリメントとは?サプリメントの摂取法について
メディアに取り上げられることの多いサプリメントですが、サプリメントは流行りものではありません。食事では補いきれない栄養素や加齢、生活環境によって不足する成分を補うことがサプリメントの本来の役割なのです。
自分を知ることが大切
人それぞれ必要な成分は異なるので、自分の体や心・環境を自分自身できちんと把握してから、必要なものを選ぶことが最も大切で、人がいいと言ったから、テレビや雑誌でいいと言っていたから、という理由で選ぶことは避けたいものです。
せっかくサプリメントを摂っても、必要な成分ではなかったり、適量でなかったりすると、本来の役割が果たせていないことになってしまうのです。
正しい知識を持つことが大切
サプリメントは、日本では食品の扱いのため、その量や質の基準は一部を除き、決められていないのです。
その生産や販売も会社によって大きく異なり、また、価格は必ずしも品質と比例するものではないことも事実です。
サプリメントは、自分の体に取り入れるものです。だからこそ化粧品以上に慎重に選び、考えて摂る必要があります。
心と体とサプリメントの関係について、正しい知識を身につけ素敵な未来の自分のために、上手にサプリメントを取り入れましょう。
サプリメントの摂取法
サプリメントを摂る前に、まずは自分自身のことを見つめてみましょう。
どんな食生活を送っていますか?どんなお仕事をしていますか?生活のリズムはどうですか?ストレスの度合いはどのくらいですか。
まずはマイナスをゼロにもっていく
サプリメントはやみくもに摂っても意味がありません。サプリメントは「足りない部分を補う」ことが基本です。
要は、マイナスをゼロ点にもっていくことです。
食事から摂れているかどうかは、その食品の生産過程や調理法により全く異なるので過信は禁物です。
たとえば、水に溶けやすいビタミンCなどは、洗ったり切ったりしただけでどんどん失われていくので、切ってパックされてから店頭に並んでいる時間が長いサラダを食べたとしてもビタミンCはほとんど摂れません。
食事からビタミンCを摂るためには相当な工夫が必要なのです。
次にゼロ点からプラスの方向へ
次に、年齢や状況を考えて「体内で作られているけれど加齢と共に減少する成分を補う」ことをしましょう。
ゼロ点からプラスの方向への第一歩となります。
例えば、コエンザイムQ10やαリポ酸などがこれにあたります。
これも、量が多ければいいという訳ではなく、自身の状況により適量を知ることが経済的節約にも繋がります。
さらにプラスの方向に導いていく
その先は「現状をよりよくするため」や「病気になりにくい体を作る」「精神的な安定や脳の機能などを維持する」など、さらにプラスの方向に自分自身を導いてくれる成分を選んで摂る段階になります。
これには、アスタキサンチンやピクノジェノールなどのフラボノイドに代表される抗酸化物質や、EPA&DHAなどが含まれます。
毎日の積み重ねが大切
このように、サプリメントの摂り方にはルールがあって、それを知っているのといないのとでは大きな差が出ます。
また、各素材には様々な特徴があるので、飲み合わせや摂るタイミング、適切な量など、素材によっての違いを知り、一番よい方法で摂るようにすると良いでしょう。
摂り方や質を間違えると、せっかく補えたと思っているはずが、何の役にも立っていないという寂しい結果になることもあります。
サプリメントは薬と違って効果はすぐにわかるものではありません。でも、毎日の積み重ねが、健康で美しいあなたを作ることは間違いありませんよ。