自分でできる整形級「幸せ顔マッサージ」
日頃のストレスがたまって気分はイライラ、ゆううつ…。思わず眉間にシワが寄って表情が険しくなったり、顔の筋肉がこわばったりして、般若のような顔になってしまうことも。口を閉じて、口角を無理に引き上げたりしないで自然な笑顔を作った時に、口元や目元が力んでいる、ほおが上がっていないような場合は、“ストレス顔”といえます。こんなときは、顔にやさしく触れるマッサージでココロとカラダをときほぐしましょう。
“幸せ顔”マッサージ①
目を閉じて、両手のひらを大きく開いて、ふんわりと顔を数秒間包み込みます。
手のひらの温かさを感じながら、楽しかった出来事を思い出したり、よく頑張ったと自分をほめながらなど、ポジティブなイメージを持って行うとよいでしょう。
好きな香りをかぎながら行うのも効果的。ちなみに、米国での実験で、圧力をかけすぎないで、手のひら全体を使って行うマッサージは、リラックス効果が高いことがわかっています。
“幸せ顔”マッサージ②
手をグーにして、頬骨やこめかみ、額、あごなど凝り固まっている部分を押し込むようにしながら、じんわりと数秒間押してみましょう。
“幸せ顔”マッサージ③
両手で口元から鼻の脇、眉間まで顔の内側を下から上までなで、今度は額からこめかみ、ほおから口元へと顔の外側をなでて円を描くようにします。
肩の力を抜いて、テーブルに両ひじをつけて顔を支えながら行うとよいでしょう。
イライラしてつい顔がこわばってしまような場合は、両手の指で眉間を持ち上げるようにして、外側に向かってほぐすように額で円を描いてマッサージすると効果的です。
手を動かす速度は、1秒間にだいたい5~10cmくらいでゆっくり触ると心地よさを感じやすくなります。毎日のスキンケアの際に、この“幸せ顔”マッサージを習慣にするとよいでしょう。
顔の筋肉のこわばりがとれて、表情も柔らかくなり、不安やイライラなどからも解放されて、心も落ち着いてくるでしょう。