ダイエットや美容に漢方を取り入れよう！漢方の使い方・飲み方！

漢方薬はいつ飲めばいいの?

食間、つまり食後2時間を過ぎたあたりの服用がおすすめです。薬の成分が吸収されやすい空腹時に飲むことで、効果がよく現われるからです。

しかし胃腸の弱い方には、負担のかかりにくい食後にと、アドバイスすることもあります。

漢方薬の種類っていろいろあるの?

大きく分けて、生薬をそのまま煎じた「煎じ薬」と、煎じ薬の成分を濃縮させ、乾燥して粉や錠剤にした「エキス剤」があります。

煎じ薬は成分や香りも強く、効果が一番高いとされます。エキス剤は手軽にどこでも飲め、携帯に便利というメリットもあります。

どちらにせよ、決められた分量をきっちりと飲み続けることが大切です。好みや生活スタイルなどに合わせてチョイスしましょう。

お水で飲んでいいの?

白湯に溶かして飲むと、薬の吸収スピードが速いなどのメリットもありますが、通常はコップ一杯の水でもOKです。

ちなみに、嘔吐や吐血がある時など、冷やして飲むほうが効果的な場合もあります。この場合は、処方してくれるドクターや薬剤師、漢方の専門家の指示に従って飲むようにしましょう。

西洋薬といっしょに飲んでも平気?

西洋薬の副作用を押さえるために、漢方を出す場合や、高血圧治療による漢方薬の併用は規制があったりと、ケースバイケースです。

現場では併用して相乗効果がある場合が多いのですが、必ずドクターや薬剤師、漢方の専門家に相談するようにしましょう。

苦くて飲めない時はどうしたらいい?

煎じ薬が苦くてという場合、同じ処方でも揮発成分が減っているエキス剤にしてもらうという手があります。子どもにはゼリーやはちみつに混ぜて、漢方薬を飲ませているところもあるようです。

また、製薬メーカーにより生薬の質や構成割合が異なるので、メーカーを変えて飲んだらOKだったというケースもあります。