亜鉛を多く含み新陳代謝を促す食材「かき」の特徴や調理法
食材に含まれる栄養や、調理法についてご紹介します。今回は「かき」について。かきの亜鉛の含有量は、魚介類の中でもトップクラスで、新陳代謝を促す働きがあります。
かきの特徴
かきは昔から日本やヨーロッパで食用とされ、養殖も盛んに行われてきました。日本の沿岸には何種類も生息していますが、市場に出回るのは、ほとんどが養殖のマガキです。産地としては広島、宮城、岩手などが有名です。
かきは秋から冬に旬を迎えますが、その頃にグリコーゲンが増えるため、栄養素だけでなくうま味も増すと言われています。
また、流通量は少ないものの、夏場に出回る岩がきも美味と言われています。
俗にRのつかない月(May June July August)は食べてはいけないと言われていますが、5月から8月は産卵期を控えて身が痩せていることや傷みやすいなどの理由があります。しかし現在は夏場でも、岩がきや南半球のかきを楽しむことが出来ます。
かきの種類
かきには「生食用」と「加熱用」とがあります。
生食用かきは一般的に水質検査に合格した、水のきれいな水域で養殖されたもので、そうでないものが加熱用です。しかし、加熱用だから味が劣ると言うわけではありませんので、用途によって使い分けると良いでしょう。
かきの栄養
かきは「海のミルク」と呼ばれるほど栄養の豊富な食材です。
グリコーゲンは体内でブドウ糖に変わってエネルギー源となるため、疲労回復や滋養強壮に役立つと言われています。アミノ酸の一種であるタウリンは、肝機能を高める働きがあります。
また、亜鉛の含有量は、魚介類の中でもトップクラスで、たんぱく質の合成に関与して新陳代謝を促すほか、味覚を正常に保つ働きがあります。その他、鉄と造血作用を持つビタミンB12が互いに働き、貧血の予防・改善に大いに役立ちます。
かきの調理法
かきは酢やレモンで生食するほか、フライや土手鍋、炒め物など、和洋中問わず、様々な調理法や味付けで楽しむことが出来るのも魅力のひとつです。
塩水でやさしく振り洗いするか、大根おろしで軽くもみ洗いすると汚れがきれいに落ちます。また、調理前にさっと湯通しすると、加熱しても身が縮みにくくなります。
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