不飽和脂肪酸のDHAを豊富に含んだ「まぐろ」の特徴や調理法
食材に含まれる栄養や、調理法についてご紹介します。今回は「まぐろ」について。まぐろの栄養の中でも、DHAは魚の中で最も豊富に含まれています。
まぐろの特徴
春が旬のまぐろですが、名前の由来は、眼(まなこ)が黒いことから、まぐろとなったと言われています。
まぐろは、部位によって名称が異なり、背側と腹側の赤身部分を「赤身」、腹に近い脂肪の多い部分を「とろ」、とろの中でも特に脂肪が多い腹まわりを「大とろ」、それ以外のとろを「中とろ」と呼びます。
まぐろの種類
通常まぐろと言われているのは「クロマグロ」で「ホンマグロ」とも呼ばれます。日本近海でとれるまぐろの中では最も大型で味も良いとされています。
他にも、「ミナミマグロ(インドマグロ)」「メバチマグロ」「ビンナガマグロ」などの種類があり、それぞれ味わいが微妙に異なります。
ちなみに、「カジキマグロ」と呼ばれているものは、正式名称を「メカジキ」と言い、まぐろの仲間ではありません。
まぐろの栄養
まぐろにはたんぱく質が豊富に含まれており、特に赤身は魚肉の中で最も多く含まれています。
中とろや大とろには脂質が多く、不飽和脂肪酸のDHAやEPAを多く含みます。特にDHAは魚の中で最も豊富に含まれています。
DHAは脳細胞を活性化して脳の老化防止に役立ちます。EPAは血栓を溶かす作用のほか、血管を拡張して血流をスムーズにするなどの効果が期待できます。また、いずれも悪玉コレステロールを減少させて善玉コレステロールを増やす働きがあります。
他にも、鉄、亜鉛、ナイアシン、ビタミンD、ビタミンEなどとても栄養価の高い食材です。
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