お昼過ぎに眠くなるのはなぜ?居眠りのメカニズムについて
お昼過ぎに眠くなるのはなぜ?居眠りのメカニズムについて
2018-06-17 08:00:00 お気に入り 睡眠

お昼過ぎに眠くなるのはなぜ?居眠りのメカニズムについて

お昼過ぎに眠くなるのはなぜでしょうか?居眠りについて、睡眠とストレス、食事、色彩、呼吸法、寝具など睡眠を多角的にとらえる美穂先生の睡眠コラムをご紹介します。

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    午後2時の眠気

    お昼休みの後にやってくる眠気。

    これは昼食をとったことだけが原因ではなく、体内時計で刻まれているサーカセメディアンリズムという半日周期の影響を受けて眠くなります。

    集中していれば感じない程度の弱い眠気ですが、この眠気をやり過ごすためには、お昼休みに15分くらい仮眠をとるのが効果的。

    寝入らなくても、目を閉じて視覚情報をシャットダウンするだけで、脳はすごく休まります。

    仮眠の前にコーヒーを飲んでおくと、目覚めた後にスッキリします。

    カフェインが効いてくるのは、飲んだ約30分後なので、仮眠には最適です。

    逃避行動としての眠り

    退屈な会議で眠くなったり、読まなくてはならない資料に目を通していると眠ってしまったり…。

    嫌なことから逃れたいと思うと、人は眠ってしまいます。眠らないようにするためには、ミントなどのスッキリした香りをかいだり、皮膚をつねったり、ガムを噛む、頭を冷やすなど、体に緊張を与えることです。

    見た目の問題もありますが、ハチマキを締めるのは実はとっても効果的。

    眠くなると頭蓋骨が緩むからです。

    受験生やトラックの運転手さんがハチマキを締めるのは、理にかなっているのです。

    病気が隠れていることも

    夜、適切な睡眠時間をとっているにもかかわらず、昼間、制御しようのない睡魔に襲われることが度々ある場合は、病気の可能性があります。

    睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーなど、過眠症と呼ばれるものです。

    運転中の居眠りは特に危険ですから、心当たりがある場合は、早めに専門医に相談しましょう。

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