内面から美肌を目指すために知っておきたい!消化器と肌の関係
内面から美肌を目指すには消化器の働きを知ることが大切です。
美肌の定義とは
「美肌」とはどんな状態を思い浮かべますか?『くすみのない透明感のある肌』『毛穴の汚れがない肌』『ニキビなどのトラブルがない肌』『よけいなムダ毛が目立たない肌』人の美意識には差があるので「美肌」の定義はさまざまですが、「健康な肌」こそが「美肌」なのではないでしょうか。
「健康な肌」を作るには、心と体の健康を育むことが何よりも大切。
そのために、食事が体の内外に及ぼす影響と食生活の見直しについて考えてみましょう。
口から入った食べ物は…
口から入った食べ物は、胃で細かくなります。
ここまでにかかる時間は約4時間。胃ではほとんど吸収されず、小腸に行って初めて栄養成分が吸収されます。
吸収される過程では胆汁(たんじゅう)や膵液(すいえき)といった消化液の助けが必要になります。
その後、大腸で水分のほとんどが吸収され、残りが便として排出されるわけです。
ということは、この長い消化吸収のルートのどこかに異常があると、吸収がうまく行われず体の調子が悪くなってしまうのです。
消化器は精神的な影響も受ける
口、食道、胃、十二指腸、肝臓、胆嚢、膵臓、小腸、大腸。
これらの消化器は精神の影響も大きく受けます。
悩みがあるだけで、働きに影響がでて、その結果、吹き出物ができたり、血行が悪くなり、むくみやくすみとなって表面に現れてしまうのです。
特に女性の場合、生理周期によって肌の状態が変わるので、体内の状態(ここではホルモンバランス)が肌に影響をもたらすということを実感しているのではないでしょうか。
食事ダイアリーをつけよう
食生活の見直しといっても好き嫌いなく食べる、ということではありません。
嫌いなものは無理に食べなくてもいいのです。
その栄養成分さえ知っていれば、代わりになる素材は色々あるのですから。
まずは、食生活を客観的に見るために食事ダイアリーをつけてみましょう。
そうすることで、自分の食生活の傾向がわかります。
食事ダイアリーのつけ方
食事ダイアリーといっても、難しく考える必要はありません。
可愛いスケジュール帳かノートを買って、
①一日の朝、昼、夕食のおおまかな内容と量
②間食や飲んだ水、それ以外の飲み物の種類と量を書いていきます。
食事を抜いた場合は書かなくてOKです。トイレの回数もできたら書きましょう。
これをまず1週間続けて、自分の生活習慣を客観的に見てみます。
そこで気になったことを2週目に改善してみます。
これを繰り返し続けてみてください。客観的に見ることで次第にバランスのいい食生活に変わっていくはずです。