ケアのしすぎで肌トラブルに!ケアしないのに美肌になる「肌断食」
過剰なスキンケアは乾燥肌などの肌トラブルの元!?ケアしないのに美肌になる「肌断食」についてご紹介します。
“スキンケアのし過ぎ”で肌トラブル
「しっかりスキンケアをしているのに肌が乾燥する…」「きちんとお手入れをしているのに皮脂が多くて化粧のりが悪い…」このようなお肌の悩みはありませんか?
もしかしたら“スキンケアのし過ぎ”が原因かもしれません。最近、過剰なスキンケアによって乾燥肌などの肌トラブルを起こしている女性が増えています。
クレンジングや洗顔のし過ぎ、基礎化粧品の使い過ぎが肌の状態を悪くしてしまっているのです。洗顔をし過ぎると、肌の保湿成分まで洗い流され、乾燥肌を招いてしまいます。
また、洗顔で皮脂を取り過ぎると、皮脂の分泌がかえって増えてしまうのです。
さらに、化粧品の使い過ぎは、役目を終えて剥がれ落ちる古い角質まで肌にとどめてしまい、肌の生まれ変わりを妨げます。
肌断食のすすめ
スキンケアがかえって肌に負担をかけているような時は、「肌断食」がおススメ。
肌断食は、食事を一時的に絶って体調を整える断食のように、
普段のスキンケアを2~3日やめることによって肌の調子を整え、肌本来の能力を発揮させる方法です。
肌断食で「洗い過ぎ」「塗り過ぎ」をやめることで、乾燥肌の改善だけでなく、過剰な皮脂の分泌が減り、キメが整うといった効果も期待できるのです。まずは、週末を利用して肌断食をしてみましょう。
肌断食1日目
1日目(土曜日)の朝は、いつもどおりのスキンケア、パウダリーファデーションなどで薄めのメークをします。
夜は、ダブル洗顔をせず、ミルクタイプのクレンジング剤を使って洗顔するか、せっけんを泡立てて軽く洗顔するかにしましょう。洗顔後は何も塗らず、化粧水、美容液、乳液などは使いません。
かさつきが気になる部分は、白色ワセリンを少量つけるようにします。顔がつっぱる感じがしても、何も塗らずに我慢してみましょう。
肌断食2~3日目
2日目(日曜日)の朝は、ぬるま湯で顔を洗うだけにし、ここでも化粧水などは使わず、メークは薄めにします。
夜も1日目と同じ洗顔法で洗い、化粧品は使いません。3日目(月曜日)の朝は、ぬるま湯で洗顔したら、いつも通り化粧水や乳液などを使い、メークをします。
肌断食を体験したあとは、「化粧のりが良くなった」「Tゾーンのテカリが落ち着いた」などの効果を実感している人も多いようです。
肌断食をきっかけに、あらためて自分の肌状態をしっかり観察し、普段のスキンケアを見直してみるとよいでしょう。
ただし、アトピー性皮膚炎など肌の保護機能が低下している状態の人は、肌断食は行わないようにしましょう。