手や指を使うほど脳を活性化させる!指先トレーニングのやり方
指先のトレーニングで脳の働きを活発化させましょう。準備運動や勉強前・勉強中の息抜きなどに指先トレーニングを取り入れるとオススメです。
手や手の指を使えば使うほど脳が活性化
人間は、サルから進化して直立歩行をするようになり、指先を巧みに使うことを覚え、脳を高度に発達させることができました。
指先をよく使うピアニストや画家などには、長寿の人が多いと言われており、また指先を巧みに使う老人は認知症になりにくいという研究データも。
最も進化している人間の脳の中で、手や手の指の動きをつかさどる領域は極めて広範囲にわたっているので、手や手の指を使えば使うほど脳内の血流が促され、神経細胞も発達して脳の働きが活発化することがわかっています。
簡単にできる指先トレーニング
ウォーミングアップとして、簡単にできる指先トレーニングからご紹介しましょう。
肘を90度に曲げ、指を伸ばした後、指に力を入れて第二関節をしっかり曲げ、また伸ばします。
この曲げ伸ばし運動を20回繰り返しましょう。
次に、両方の手のひらをなるべく反らすようにして指先を開き、親指をなるべく遠くの手のひらにつけるようにして曲げます。
親指を元に戻したら、人差し指もなるべく遠くの手のひらにつけるようにして曲げ伸ばします。
中指、薬指、小指も同様に10回繰り返しましょう。
ちょっと難しい指先トレーニング
次は少し難しくなります。
右手の親指を外側、左手の親指を内側にして両手をギュッと握った後、両手を大きく開きます。
次に、右手の親指を内側、左手の親指を外側にしてギュッと握って開き、これを30秒間繰り返します。
慣れてきたら、だんだんスピードアップしましょう。
速読力アップに効果的、指回し体操
最後に、速読力アップにも効果的と言われる、指回し体操をご紹介します。
両手のひらをピタッとくっつけずに、ボールが入るようなイメージで両手のひらの間に空間を作って指先同士を合わせて、ペアになった指同士が触れ合わないように回してみましょう。
親指や人差し指同士だと簡単にできますが、中指や薬指を触れあわせずに回すのは結構難しいでしょう。
指先トレーニングのポイントは、両手を同時に使い、すばやく指を動かし、普段あまり使わないような指の動きをすること。
勉強前の準備運動や勉強中の息抜きなどに指先トレーニングを取り入れ、脳の活性化を図りましょう。