香水の付け方を間違えると「香害」となる!!香水使いのテクニックとは?
どんなに良い香りでも、つける量やつけ方を間違えると“香害”となってしまい、周囲の迷惑にもなりかねません。自分自身が気持よく過ごせて、周りの人にも好印象を与えるために、香水使いのテクニックを身につけることが大切です。『正しい香水のつけ方』をご紹介します。
香水のつけ方
香水は、一か所だけではなく、数か所に少しずつつけるのがポイントです。洋服の上から吹きかけてもよいでしょう。
あくまでも、ほんのりと、さわやかに、さりげなく、上品に香るようにします。毎日つけていると、自分自身が香りに麻痺してしまい、ついつけ過ぎになりがち。
常につける量を一定にするようにし、つけ過ぎに注意しましょう。プッシュした後、こすり合わせると、香りの成分が変化してしまうので、軽く叩くようにします。
香水は下半身に
香りは、下から上に向かって立ち上るという特徴があるので、下半身を中心につけるのがおススメ。
下半身につけるとソフトに、上半身につけると強く香ります。また、食事を楽しむ時には、下半身につけておくと、テーブルである程度香りがシャットアウトされるので、香りが食事を邪魔することもありません。
香水をつける場所
香水をつける場所としては、体温が高く、太い血管が走って脈打つ部分に香水をつけると、香水本来の香りを楽しむことができるので、首筋や、手首、肘の裏などがおススメです。
また、膝の裏につけると、全身につつまれるように香りが広がります。ストッキングやスカートのすその内側につけてもよいでしょう。
胸に広範囲につけると、自分が香りに酔ってしまうので注意が必要です。
また、腋の下や足の裏など、汗をかきやすい部分は、香水と汗が混ざって香りが変化してしまうので、汗の出やすい部分は控えた方がよいでしょう。
香りは変化します
香りは、時間の経過とともに、トップノート→ミドルノート→ラストノートとニュアンスが変化します。
香水本来の香りが漂うのはミドルノート。人に会う時などは、香水をつけて30分後くらいの、ミドルノートが香り始める頃がよいでしょう。
シーンによって香りを使い分けるのも上級のテクニックです。
朝は、さわやかさあふれるシトラス系、デートのときには女性らしさを醸し出すフローラル系、夜は神秘的でエキゾチックなオリエンタル系etcというように使い分けるのもおすすめです。
ただし、香りをつけ替える際は、最初につけてから5時間以上はあけるようにしましょう。
香水を使った裏技
名刺交換の時に、香りを使って自分を印象付ける裏技も。
香水をしみ込ませたティッシュを小さく折って名刺入れに入れておくと、名刺交換の際に香りがほのかに香り、自分を印象づけることができます。
便せんなどにも使えるテクニックです。また、ハンカチに香水をスプレーするという方法も。眠くなりそうな会議がある日は、ハンカチにミントやかんきつ系の香水をスプレーしておきます。
眠くなったらすかさずハンカチを取り出して香りをかげば、頭もスッキリして目も覚めるでしょう。