運動ゼロ!食事だけでやせるダイエットの実践【知力編】
無理な運動をしなくても痩せることができます!食事だけで痩せるダイエットをご紹介します。実践【知力編】です。
実践① 消化器の役割を知る
消化器の長さは人それぞれに違いはありますが、その道のりは、口~食道~胃~小腸~(肝臓)~大腸~排泄となっていて、おおよそ7~9mあります。
【胃】の役割は、食べ物を“おかゆ”のように半液体状にして消化を助けます。
【小腸】は、摂取した食べ物の約90%を消化・吸収する役割を持っています。
【肝臓】は小腸で消化・吸収した栄養の一時保管場所となり、全身へと送りおくり出す他、消化に大切な酵素を製造したり、有害物質の解毒を行ったりしています。
【大腸】は残った食べ物の水分調整を図ったり、腸内細菌を用いて腸内の腐敗防止や免疫力をUPさせたりします。
実践② 食べ物の性質を知る
食べ物に含まれる栄養素は【糖質】【脂質】【たんぱく質】の三大栄養素と【ビタミン】【ミネラル】などに大きく分類され、そのどれもが上手なダイエットに必要不可欠な要素となります。
また、【ビタミン】は三大栄養があって初めてその働きが活きるものですので、野菜だけの食生活では働き所のないまま排泄されてしまいます。
沢山の栄養を含んだお野菜ですから、お肉やお魚と一緒に摂取し有益なものにしましょう。
【ミネラル】は身体を構成する材料となりますので、毎日の食事の中で満遍なく摂取することが大切です。
実践③ カロリーよりも食べ合わせ
カロリーはあくまでも目安であることを認識しましょう。
もしもカロリーが全てであるならば、全く同じものを食べている人は同じスタイルにならなければおかしいですし、『やせの大食い』なんて存在するはずがありません。
口から摂取したものは、その『食べ合わせ』やその人の内臓の環境によって大きく変化するものです。
また、カロリーは調理の方法や調理器具(ガスなのかIHなのか?テフロン加工なのか鉄鍋なのか?等)によっても左右されるものですから、【調理前の計算値】を採用している多くのカロリー表示自体、正確な数値とは言えないのです。
カロリーは目安の一つです。カロリーばかり気にしていても一向にやせない場合が多いこともしっかりと認識しましょう。大切なのは『食べ合わせ』です。
実践④ 内臓力を高める
消化活動は1日の基礎代謝の1/3を担っています。食べ物を消化するとき、胃や腸などはチューブを伸縮させて消化運動を行います。
その力がUPすれば、ダイエットの効果も必然的に高まります。
逆を言えば、“食べないダイエット”は消化機能を低下させ『太りやすいカラダ』を創ることにつながります。
また、肝臓の機能をUPさせると、消化酵素である【膵液】が【糖質】を分解します。
同じく肝臓から分泌される【胆汁】が上手く働きかければ、【脂肪】を分解する力をUPさせてくれます。
この様に、内臓力を高めることはダイエットの成功に大きくかかわってくる大事な要素なのです。