増えた体重を信じる前に!「食べ過ぎた物で違う?」太り方の法則
『食べ過ぎ』=『太る』ことは必ずしも体重が増えることではありません。体重が増加してしまう法則をご紹介します!
食べ過ぎはよくない?
はい、もちろんです。『過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはおよばざるがごとし、意味:何事も程ほどが肝心で、やり過ぎることはやり足りないことと同じように良いこととは言えない。)』
ということわざもあるように、身体に与える栄養も取りすぎてはかえってよくない場合も多いものです。
食べすぎると太る?
まず知って欲しいのは『体重の増加』と『太る』ことは必ずしもイコールではないということです。体重が増えるのには様々な要因がありますが、摂取した【水分】が現在の体重にONされて単純に体重計の目盛が増えてしまうことも多いものです。
ですから体重計の示す値だけを信じてはいけませんね。一日何度も体重計にのって一喜一憂することはあまり意味のないことです。
水分による体重の増加
体重計の目盛だけを信じるな!そうは言ってもやはり気になるものですよね。一般的に1日に必要とされる水の量は1.5~2L程度と言われています。
これ位の量であれば日常の生活の中で汗や尿として体の外に排泄されるので全く心配はいりません。
問題はイベントやパーティーなどで大量の水分を摂取したときの対策です。
ワンポイントレッスン~水分の調整~
個人差はありますが、水分の取りすぎはむくみの要因にもなります。むくみを予防する為にはカリウムを含む食べ物を『食べ合わせ』することです。
例えばキュウリ、トマト、スイカ、メロンなどの夏に旬を迎える野菜や果物のほかに、ジャガイモやアボカド、バナナなどもおススメです。
脂肪の取りすぎはダメ!
水分の摂取による体重の増加は問題ではないことを先に述べましたが、『脂肪が体につくこと』これが大きな問題です。
女性の場合は『ホルモンの調整』などに脂肪は必要ですが、こちらも『過ぎたるは…』です。取りすぎに注意しましょう。
栄養が脂肪になるメカニズム
糖質や脂質は肝臓で一旦ブドウ糖として蓄えられて、『栄養』として全身へ流れてゆきますが、これらの栄養が必要量を超えた時に『脂肪』となって体に蓄積されます。この状態を【太る】と考えるべきでしょう。
ワンポイントレッスン~脂肪の調整~
脂肪が付きやすい人、そうでない人と様々ですが、いずれの場合であっても脂肪の吸着を防ぐ『食べ合わせ』が有効です。カルシウムを多く含む食べ物を意識して摂取しましょう。
断然おススメなのが煮干しや桜えび、干しえびです。そのほかには夏に旬を迎えるエンドウ豆、パルメザンチーズ(粉チーズ)やプロセスチーズ、そして乾燥わかめや乾燥ひじきなどの海藻類もおススメです。
また、脂肪をエネルギーに代える力をUPさせるビタミンB2を多く含む食べ物を日常的に摂取することが大切です。