キス病(伝染性単核球症)とは?キス病の症状と治療法について
キス病(伝染性単核球症)とは?キス病の症状と治療法について
2021-11-02 08:00:00 お気に入り

キス病(伝染性単核球症)とは?キス病の症状と治療法について

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    質問ゆりな/女性/18歳

    キス病ってなんですか?どんな症状でどうすれば治療できるんですか?

    教えて下さい。

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    回答松村圭子

    キス病は、正式には「伝染性単核球症」と言われている感染症で、エプスタイン・バー・ウイルス(EBウイルス)というウイルスが原因です。発熱や喉の痛みなどとともに、異常なリンパ球があらわれる病気で、通常、口や気道から感染します。思春期に多く、乳児や小児の場合は症状があらわれないことも多いとされています。

    EBウイルスは、一度感染すると、その後は終生にわたって共存します。潜伏期間はだいたい30~40日間で、はじめに喉の痛み、食欲不振などの症状が出た後、発熱、全身のリンパ節の腫れ、皮膚の発疹などがあらわれます。

    治療に関しては、特別な治療というものはなく、安静と対症療法が中心で、喉の痛みに対しては、消炎鎮痛剤が用いられます。一般的には、1~3ヵ月くらいで治ります。


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